貴金属を賢く高価買取してもらおう

買取金額が提示されたら、金額以外にも確認しておきたいことがあります。

査定を受けて提示された買取金額で注意したいこと

買取価格の差

買取業者によって、同じ品物でも買取価格に差があるのが現状です。
業者ごとの買取価格の差は、1g当たりの単価や手数料の有無、溶解時の目減り、品物の重量のごまかしなどによって生じます。
買取り価格の決め方は、実はかなりいい加減な部分もあり、品物によっては3割~5割ほどの差額が出ることもあるのです。

目減り

「溶解時の目減り」と称して、10%近くも取る業者が存在します。
たとえば18金は純度75%なので、この品物から採れる金は平均74.5%前後であり、目減り分は0.5%のはずです。
にもかかわらず、中には10%もの目減りを取る業者がいます。

重量を明確に

持ち込んだ品物の重量を、明確にお客様に伝えない業者も多数います。
貴金属査定の計算は「重量×単価(g)」であり、どんなに表示価格が高かったとしても、実際の重量より少なく計量されたとしたら意味がありません。
また、貴金属の相場において、0.9や0.8の係数を掛けることはありません。
買取価格を計算するのに、わざわざ難しい計算式を出す必要はありません。
通常は買取価格の中に、あらかじめ精錬費用、店舗を維持する固定経費、人件費、利益などが含まれているのです。
逆に言えば難しい計算式を持ち出して、悪く言ってしまえばお客を騙して儲けを企む業者も多く存在するということです。
単価や重量を見積書に明記しない業者に赴く場合は、お客様自身で事前に計量しておく必要があるでしょう。

見た目の第一印象

汚れを取り除くなど、査定前に綺麗にしてからの方が買取り金額が多くなる、と考える人もいるかと思いますが、実際にはそれほど効果はありません。
査定する側も同じ人間ということで、第一印象は大切といった考え方は間違っていませんが、商品をしっかりと平等な査定をする人はそんなところを見ないでしょう。

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